グザヴィエドランの「mommy」を観ました。
グザヴィエドランは1989生まれの26歳。「mommy」を含めてすでに5本の映画を撮っています。どれも評価は高くて、今回の「mommy」では第67回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞しました。
この「mommy」ですが、観たほうがいい、というわけではない。暗くて辛くて重い映画です。だからむやみやたらに人にすすめたくなる映画ではありません。
でも、たった一瞬だけうつされる「愛」とか「希望」が頭に焼き付いて離れなくなります。その刹那の昂揚感たるや!
あとは、登場人物のファッションや、流れる曲(2000年代のヒット曲がガンガン流れます)がとてもいい。わたしはもう一度観たいと思っています。
辛いけど。